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こんにちは 重永ゆうこです。
昨日は25年前にご新築いただいた
オーナー様がご来社くださいました。
ご自宅の不具合のご相談でしたが、
先代の社長にお世話になったと
お話しを聞かせてくださいました。
重永建設は今年で50周年です。
社歴が長いというのは実績になりますから、
これまで支えてきたくださった方に感謝です。
ただ、社歴が長いと背負うものも多いことを
社長になって初めて気づくことが出来ました。
2018年の1月に父が亡くなり会社を継いでから
1年に1度は祖父が生きていた30年前くらいの
建売やご新築いただいた頃のお客様が来られます。
当時を懐かしむお話しなら嬉しいのですが
買い取ってほしいなどの難しい案件や
近隣との境界や所有権トラブルなど
穏やかではないこともあります。
最初は「そんなことある！？」と驚きました。
今は100年住宅と家は長持ちして当たり前
でも昔は建築の法令も甘く、今とは建材も性能も比べ物になりません。
社歴が短いと、こういう案件はまずないので
羨ましいと思ったこともありました。
でも、これが会社を存続するということなのだと思うようになりました。
歴史が長ければいろんなことがあって当たり前
未来への責任だけではなく過去の歴史もすべて
背負うことが事業の承継なんですね。
ピンチはチャンスです。
30年も前の案件ですから保証は出来ません。
出来ないことは出来ないとお伝えした上で
誠心誠意をもって私たちに出来ることはやる
会社にご来社いただいたからには
絶対に何かしらお力になると決めています。
誠心誠意をもって接すれば、
人は必ず分かり合えるように思います。
セレクトホームの行動指針の一つ
「誠心誠意をもって業務に取り組むこと」
祖父と父に続いて、60年70年と存続を目指し
私も重永建設の歴史をつくっていきます。
いつか息子たちが承継をしてくれる時に
胸を張れるような歴史をつくっていきたいと思います。
昨日の25年前のオーナー様が最後に
「25年前だけどお父さんのつくった家を、
誰もいない時でもいいから一度見に来てください。」と言ってくださいました。
父と一緒につくったという事を
25年経った今でも大事にしてくださっている
そう思うと胸が熱くなりました。
41年前の事務所と先代の社長25歳
そして、私0歳
事務所のベビーベッドで育ちました。
お歳が知れてしまいますね(笑)
明日のインスタライブは12時半頃～13時に
会社を存続するということをテーマにお話ししたいと思います。
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10月30日（土）31日（日）
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